AIによるモデルチェンジで生き残りを図る中国料理―北米メディア

北米の中国語メディア、世界日報は10日、「人口知能(AI)によるモデルチェンジで生き残りを図る中国料理」とする記事を掲載した。

北米の中国語メディア、世界日報は10日、「人口知能(AI)によるモデルチェンジで生き残りを図る中国料理」とする記事を掲載した。

記事によると、AIテクノロジーがさまざまな業界でトレンドを引き起こす一方、この2年間はインフレによる食材価格の上昇やコロナ後の労働形態の変化で、調理ロボットやAI発注管理などが徐々に中国料理市場に入り込みつつある。

18日に米シカゴで開催される同国最大級のレストラン・食品サービス関連見本市「National Restaurant Association Show」の「CHINESE FOOD EXPO」もテクノロジーのトレンドをキャッチアップし、中国料理店のAI管理に焦点を当てる。

中国料理業界に30年余り関わってきた米中飲食業連合会の鄭時坦会長によると、「食材費と人件費の上昇が続き、利益のほとんどが食い尽くされている」という。求人の巨大なプレッシャーを軽くするため、調理ロボットやスマートオーダーなどの半自動化機器の導入にも積極的で、「現在の中国料理店のビジネスモデルは変化を求めなければ死を待つばかりだ」と語る。(翻訳・編集/柳川)

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