アニメ『怪獣8号』カフカに仲間たちが幼なじみのミナについて質問責めする姿にSNS「隊長厄介ヲタがこんなにw」

アニメ『怪獣8号』の第5話「入隊!」が5月11日に放送された。防衛隊の隊員任命式が行われるがカフカの姿はなく、表情が晴れないキコル。そこに遅れてカフカが現れた。試験には落ちたものの、第 3 部隊副隊長・保科の推薦で部隊の候補生となったのだった。カフカの入隊に活気づく仲間たち。しかし保科にはある思惑があった。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆カフカ、候補生として防衛隊入り!その裏に副隊長保科の思惑が…

試験を終えたカフカとレノのもとに結果通知が届く。緊張しながら内容を確認するカフカだが、その内容を見て、カフカはあ然とする。

ところ変わって防衛隊の隊員任命式の会場。キコル含め、多くのエリートたちが合格し、レノも無事合格を勝ち取る。レノは古橋伊春という新人隊員から「おっさんはダメだったのか?」と聞かれたが、答えをはぐらかす。隊員任命式では、キコルが新人代表として登壇し、隊長のミナから入隊書をもらったが、会場にカフカがいないことを確認し、複雑な気持ちになっていた。しかしその瞬間、遅れたカフカが慌てて現れる。

体力審査では最低クラス、スーツ適正もまったくなかったが、保科は暗くなりがちな怪獣討伐という仕事でのムードメーカとしての適性や、最終審査の実戦で見せた、的確に怪獣の弱点を見つけ、自分よりも他者の援護を優先する行動を高く評価しており、候補生として保科の預かりになったのだ。

キコル始め、仲間たちもカフカの合格に沸くが、入隊式のミナのスピーチ中に思わず「すぐ隣に行くからな、ミナ!」と思わず叫んでしまい、周りから「亜白隊長を呼び捨てに
!?」とドン引きされ、ミナからその場で罰として腕立て100回を命じられる。早速お笑い要員として活躍してしまったカフカだが、その様子を見ていた保科には別の思惑があった。

実は保科は、最終審査の実戦で発生した死んだ怪獣たちの復活や、フォルティチュード9.8の反応と同じタイミングで、カフカのバイタルが消失したことに気がついていた。カフカに違和感を覚えていた保科は、自分のそばに置くことでその違和感の正体を突き止めようとしていた。

◆カフカの過去に仲間が驚がく!風呂場シーンにSNSも歓喜

任命式後、カフカとレノはキコルに「話あるから」と誘われる。カフカはキコルに自分が怪獣8号であることを明かし、いっそ防衛隊に相談したら治してくれるかもしれない、と語るが、怪獣とバレた時点で毎日検査や実験に使われることや、ナンバリングされた怪獣は倒された後、特別な兵器の素材にされるとキコルに教えられる。怪獣の末路を知ったカフカは自分が怪獣8号であることを隠して欲しいとキコルにお願いする。キコルは秘密については一応了承したが、真剣な表情で「もしあんたが人類に害する怪獣だってわかった時には、私があんたを殺すから」と詰め寄る。しかし、カフカは取り乱すことなく、「そんときゃ頼む」とほほ笑むのだった。

そして防衛隊としての訓練がスタートするが、レノが目覚ましい成長を遂げる中、カフカはついていくだけで精一杯。ある日、厳しい訓練を終えた男性隊員たちは、お風呂場で防衛隊に入った理由を話していた。皆がミナへの憧れを話す中、カフカも防衛隊に入った理由を聞かれる。カフカが、実はミナが幼なじみで一緒に隊員なる約束もしていたことを明かすと、仲間たちは驚がく。そそくさと風呂を出ようとしたカフカを引き止め、質問責めにした結果、カフカ含め全員のぼせてしまった。裸のまま脱衣所で看病される男子隊員を見たキコルは「バッカじゃないの男子」と吐き捨てるのだった。

SNS上では「みんな素敵なキャラだし今後退場者でないで!」「みんな仲良さそうで良き︎」「隊長厄介ヲタがこんなにw」と、ほほ笑ましい仲間たちとのやりとりに大きな反響があった。

カフカが1人夜中に勉強していると保科がやってきて「隊員同士仲良くなるのはほどほどにしておいたほうがいい。いつ誰に何がおきてもおかしくない仕事やからな」とつぶやく。すると突然寮内全体に怪獣発生を知らせる警報が鳴り響く。隊員たちも飛び起き準備を始める中、保科がカフカに「行くで。初任務や」と伝え、第5話は終了した。

SNS上では「保科の言葉が重く響きそうな次回…」「無事に初任務が終わる事を願いたい」と次回の初任務に期待する声も多く見られた。

『怪獣8号』の第6話は5月18日(土)、テレビ東京系列ほかにて放送予定。

©防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社

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