カーブミラー倒れ児童に直撃… 緊急点検の結果対応が必要なミラーは53基にのぼる

愛媛県新居浜市の道路でカーブミラーが倒れ、男子児童がけがをした事故を受け、市が緊急点検を実施した結果、撤去や更新が必要なカーブミラーがおよそ50基あることがわかりました。

今月5日の夕方、新居浜市の市道で道路脇に設置されたカーブミラーが突然倒れ、男子児童を直撃しました。
男の子は病院に運ばれ、脳に異常は確認されませんでしたが、たんこぶが出来るなどして現在も経過観察中です。

この事故を受け、新居浜市は、おととし12月時点で支柱の根元に腐食が確認されていたカーブミラー316基について、今月9日から3日間で緊急点検を実施しました。
その結果、撤去や更新が必要と判断されたカーブミラーは53基確認されたということです。

市はこのうち特に腐食が進んでいる30基について、今年8月までに、残りの23基は、今年度中に更新や撤去を実施する予定です。

この他市が管理しているおよそ3000基のカーブミラーついても市は今後5年に1回程度の定期的な点検を実施し、事故の再発防止を図る方針です。

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