園児がヤマメの稚魚を放流 岩井親水公園 群馬・東吾妻町

群馬県東吾妻町の公園で地元のこども園の園児たちがヤマメの稚魚を放流しました。

この取り組みは、吾妻漁業協同組合 東吾妻支部が地域の子どもたちに自然の大切さを学んでもらおうと2012年から行っているものです。14日は岩井親水公園に「太田こども園」と「東こども園」の園児たち約50人が集まりました。

今回放流するのはヤマメの稚魚2000匹で、稚魚の購入代金は川場村などで小水力発電を手掛ける企業・アドバンスが支援しました。

園児たちは、漁業組合の会員からバケツを川の上流に向けることなど指導を受けると、吾妻川につながる小川に体長8センチほどの稚魚を次々と放流しました。

そして、「大きくなってね」「元気でね」などと声をかけながら、泳いでいく姿を見守りました。

東吾妻支部では、園児を対象にニジマスやヤマメなどのつかみ取り体験も行う予定だということです。

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