通学で自転車を利用する生徒らのマナーの向上を図ろうと、群馬県職員らが高崎工業高校でヘルメットの着用を呼びかけました。
自転車用ヘルメットの着用を呼びかけたのは、県職員による啓発チーム「GMET」です。
県は2021年4月に交通安全条例を改正し、自転車用ヘルメットの着用を努力義務化しました。
そして、県職員17人でつくる「GMET」を編成し、自転車事故の抑止にも取り組んでいます。
自転車事故は大型連休明けの5月から6月にかけ増加傾向にあり、14日は高崎工業高校で「GMET」のメンバー5人が啓発活動を行いました。
メンバーは生徒会や警察官などと協力して「ナイスヘルメット」などと書かれたパネルを掲げながら通学する生徒にヘルメットの着用や自転車の安全な利用を呼びかけていました。
県の調査によりますと、県民のヘルメット着用率は2020年度は6.1%でしたが、昨年度は56.2%まで上昇しているということです。