「マイク音切り」問題受けて対応変更?環境大臣が新潟水俣病被害者と面会の意向【新潟】

環境大臣が新潟水俣病被害者と面会の意向

5月31日に新潟市で開かれる新潟水俣病の式典に出席しないとしていた伊藤信太郎環境大臣が、別の日に県内を訪れ、被害者らと面会する意向を明らかにしました。

熊本県で、環境省が水俣病の被害者団体との懇談中にマイクの音声を切った問題。伊藤環境大臣は、13日衆議院で開かれた委員会で、5月31日の式典とは別の機会に県内で被害者団体らと意見交換する考えを示しました。

■伊藤信太郎環境大臣
「この日は会期中、そこも含めてその日に限らず新潟のみなさんの声を聞く機会を事務方に指示して算段している、調整している。これも早くやりたいところ。」

新潟水俣病の被害者と環境大臣との懇談は、2015年以来、実現していません。また、14日の会見で明らかにされたのは…

■伊藤信太郎環境大臣
「平成29(2017)年から『大体1人3分でやる』というところはずっと続いてきたようです。その3分という時間が私は今思えば、十分じゃないと思います。」

懇談会での3分の制限は7年前から続いていて、制限が始まった理由はわからないとしました。一方、2015年の新潟での懇談会でも5分の制限があった可能性を問われると「出来る限り調査したい」と述べました。

© 株式会社新潟テレビ21