日経平均は176.60円高の38,356.06円で取引を終了…指数を押し上げた「ハイテク銘柄」たち【5月14日の国内株式市場概況】

2024年5月14日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

5月14日の日経平均株価は朝方大きく上昇するも、買い一巡後は徐々に上げ幅を縮め、一時は前日比マイナスをつける場面もみられました。その後、引けにかけてやや値を戻し、日経平均株価は前日比176.60円高の38,356.06円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが125銘柄、値下がりが100銘柄。

日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、レーザーテック〈6920〉、スズキ〈7269〉、任天堂〈7974〉。前日の米NASDAQやフィラデルフィア半導体指数の上昇を追い風に、ハイテク銘柄の上昇が目立ちました。一方、寄与度下位は、中外製薬〈4519〉、KDDI〈9433〉、日産化学〈4021〉、塩野義製薬〈4507〉、NTTデータ〈9613〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は21億1,300万株、売買代金は5兆0,680.23億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、石油・石炭製品、その他製品、海運業、サービス業、パルプ・紙などが上昇した一方、証券業、ゴム製品、水産・農林業、ガラス・土石製品、保険業などが下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が堺化学工業〈4078〉で+500円(+24.75%)の2,520円、2位がアイロムグループ〈2372〉で+400円(+21.36%)の2,273円、3位が古河電気工業〈5801〉で+643円(+18.64%)の4,092円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がケイアイスター不動産〈3465〉で-640円(-16.60%)の3,215円、2位がスクウェア・エニックス・ホールディングス〈9684〉で-1,000円(-15.95%)の5,268円、3位がフジミインコーポレーテッド〈5384〉で-575円(-15.86%)の3,050円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは101銘柄、年初来安値を更新したのは52銘柄でした。

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