市夢美術館 日本の原風景を感じて 木版画家の川瀬巴水展 八王子市

八王子市夢美術館(八日町)で現在、展覧会「川瀬巴水旅と郷愁の風景」が開催されている。主催は(公財)八王子市学園都市文化ふれあい財団。会期は6月2日(日)まで。

川瀬氏は大正から昭和にかけて活躍した木版画家。街や風景が変貌していく近現代に、日本の原風景を求めて全国を旅した人物で、庶民の生活が息づく四季折々の風景を描いた。

同展では、季節や天候、時の移ろいを豊かに表現し「旅情詩人」とも呼ばれた川瀬氏の作品約150点を展示。画家としての生涯を、初期から晩年までの代表的な作品とともに紹介する。

開館は午前10時から午後7時(入館は6時30分)まで。月曜休館。観覧料は一般900円、学生・65歳以上450円、中学生以下無料。

問い合わせは同館【電話】042・621・6777。

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