青森銀行とみちのく銀行を傘下に置くプロクレアホールディングスが、2024年3月期の決算を発表しました。経常収益、純利益ともに前期より減少しています。
プロクレアホールディングスによりますと、売上高に当たる経常収益は、有価証券利息などの減少により、前期より0.9%減って768億4700万円となりました。
また、最終的な利益を示す当期純利益は、経営統合に伴う会計上の処理により94.2%減って28億1700万円となり、減収減益となりました。
【プロクレアホールディングス 成田晋社長】
「決して高い利益水準とまでは言えないものの、合併関連の費用がすでに発生している状況などを考えますと、一定の評価ができるものと認識しております」
一方、子会社の決算については、青森銀行単体では経常収益が345億1200万円、当期純利益が20億6000万円で減収減益に、みちのく銀行単体では、経常収益が278億8700万円、当期純利益が12億9900万円で、こちらは減収増益となりました。