交通事故を起こして逃げ出しマネージャーを“身代わり”にした韓国歌手(32)、謝罪「慌てたあまり…」【全文】

歌手のキム・ホジュン(32)が交通事故を起こして逃走し、警察の調査を受けていると知られたなかで、所属事務所が立場を伝えた。

5月14日、所属事務所THINKエンターテインメントは公式立場を発表し、「良くないニュースでご心配をおかけし、頭を下げて謝罪申し上げる」と口を開いた。

先立ってとあるメディアは同日、ソウル江南(カンナム)警察署がキム・ホジュンを道路交通法違反(事故後未措置)の容疑で調査していると報じた。

その報道によると、キム・ホジュンは5月9日23時40分頃、ソウル江南(カンナム)新沙洞(シンサドン)の通りで進路を変更する過程で、対向するタクシーと接触事故を起こしたが、そのまま逃走したという。

(写真提供=OSEN)キム・ホジュン

その後、キム・ホジュンの所属事務所関係者A氏が警察署を訪問し、キム・ホジュンではなく自分が車を運転したと自首したとのこと。つまり“身代わり”だ。

キム・ホジュンは自分が運転しなかったと陳述した後に帰宅したが、警察の追及を受けて、最終的に自身が運転した事実を認めたと伝えられた。

これと関連して所属事務所側は、「キム・ホジュンは9日夕方、タクシーと交通事故を起こした。事故が発生するとキム・ホジュンは路地に車を止めてマネージャーと通話し、その間にタクシー運転手が警察に通報した」と状況を説明した。

続けて「その後、状況を知ったマネージャーが自分が処理すると言って警察署を訪ね、自分が運転したと自首した。その事実を知ったキム・ホジュンは、直接警察署に行って調査および飲酒測定を受けた」とし、「検査の結果、飲酒は出ておらず、事故処理については結果を待っている状況」と伝えた。

最後に「事故当時、キム・ホジュンは慌てたあまり、事後処理をまともに進められなかった」とし、「社会的な物議をかもした点、頭を下げて謝罪申し上げ、所属事務所とキム・ホジュンは事後処理のために最善を尽くすことを約束する」と付け加えた。

なお1991年10月2日生まれのキム・ホジュンは、2013年3月にデジタルシングル『私の人よ』(原題)でデビュー。その後、オーディション番組『明日はミスター・トロット』に出演して4位となり(優勝者はイム・ヨンウン)、人気を博した。

THINKエンターテインメントの公式立場全文は、以下の通り。

まず良くないニュースでご心配をおかけし、頭を下げて謝罪申し上げます。

本日報道されたキム・ホジュンの交通事故に対する公式立場をお伝えします。

キム・ホジュンは9日夕方、タクシーと交通事故を起こしました。事故が発生するとキム・ホジュンは路地に車を止めてマネージャーと通話し、その間にタクシー運転手が警察に通報しました。

その後、状況を知ったマネージャーが自分が処理すると言って警察署を訪ね、自分が運転したと自首しました。その事実を知ったキム・ホジュンは、直接警察署に行って調査および飲酒測定を受けました。検査の結果、飲酒は出ておらず、事故処理については結果を待っている状況です。

事故当時、キム・ホジュンは慌てたあまり、事後処理をまともに進められませんでした。社会的な物議をかもした点、頭を下げて謝罪申し上げ、所属事務所とキム・ホジュンは事後処理のために最善を尽くすことを約束します。

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