ダンスのプロリーグ“Dリーグ”とは?

2021年に発足したダンスのプロリーグ“Dリーグ”。5月14日「長野智子アップデート(文化放送)」では、日刊スポーツの久我悟特別編集委員がその魅力について解説した。

久我「Dリーグって今年で4シーズン目を迎えたプロのダンスリーグがあって、色んな企業がチームを持っているんですけど、現在13チームで、秋からこの時期くらいまで8カ月の間に13戦それぞれ総当たり戦をやるんです。そこで上位に入る6チームが5月19日に決まるんです。そして6月9日にチャンピオンシップに進出した6チームによる一夜限りのトーナメント戦をやってチャンピオンを決めるという制度になっているんです」

長野「どんな企業がチームを持っているんですか?」

久我「今年、年間で強いのがサイバーエージェント・レジットっていうチームなんですけど、あとは角川ドリームス」

鈴木アナ「あの角川?」

久我「はい、あと最近、大谷選手のCMなんかで話題になってるバイトルを運営しているディップという会社がディップ・バトルスというのを持っていたり、あとセガサミー・ルクスというチームだったり、エーベックスも当然のようにロイヤルブラッツというチームを持ってますね」

長野「みんなプロですよね。それで生活もできるんですか?」

久我「契約するんですよ。各チームとも10~20人強くらいの選手と契約しています。年俸がいくらくらいなのか彼らもなかなか口を割らないんです。まだ凄い豪邸に住めるかというと、そんな感じではないみたいなんですけど、それでもプロとしての年俸は貰ってるようなんで、それは今までにない形ですね」

長野「なるほど」

久我「13戦っていっても8カ月の間なので2~3週間の間に2分15秒の作品をつくらなきゃいけないんですよ。その作品を持っていって、その週の対戦相手と対戦します。それでジャッジが5人いるんですね。5人のジャッジとオーディエンスの投票で勝敗を決めます。Dリーグの試合はYouTubeで生配信されててDリーグのアプリを持っていれば1票投票できるんですよ。これが結構面白くて、年間でアプリを契約すれば5票持つことができるとか、自分が応援してるチームがあればアプリを買って投票できるんです」

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