公費を使った県議の海外視察 服部知事「成果を積極的に公表することが望ましい」

福岡県の服部知事は県議会の海外視察について「成果を積極的に公表することが望ましい」という考えを示しました。

福岡県服部誠太郎知事「公費を使った海外出張であれば、県民の皆様が、やはり早期に、容易に、そしてわかりやすく。やっぱり知ることができるということが大切だと私は思います」

14日の定例会見で福岡県の服部知事はこのように述べ、報告書の作成が義務付けられていない県議の海外視察について「現状よりもより積極的な公表をすることが望ましい」という考えを示しました。

海外視察をめぐっては4月11日から19日にかけて、県議16人が南アフリカやドバイなどを訪れていて、5月7日に香原勝司議長が報道陣に報告書を開示しましたが、旅費などの費用は「数字が一人歩きする」として公表されていません。

また、服部知事は5月10日、公務で香原議長とハワイを訪れた際、海外視察のあり方について主体的な改善を申し入れたということです。

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