ゼレンスキー氏、支援法巡り米国務長官に謝意 防空の必要性訴え

[キーウ 14日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、首都キーウ入りしたブリンケン米国務長官と会談し、米国の援助は「極めて重要」と評価し、先月成立したウクライナ支援法に謝意を示した。

ブリンケン氏は一部の支援が既にウクライナに届いているとした上で「戦場において真の違いをもたらすだろう」と述べた。

ゼレンスキー氏は、現時点で最も不足しているのは防空システムと指摘。北東部ハリコフ向けに「パトリオット」砲台2基が必要だと訴えた。

また、6月にスイスで開催されるハイレベル平和サミットで多くの国から支援が集まるようブリンケン氏に要請したほか、米国と安全保障についても話し合いたいと述べた。

© ロイター