広島電鉄 昨年度の決算が増収減益 約11年半ぶりとなる社長交代が内定 広島

広島電鉄は昨年度の決算が増収減益だったことに加え、約11年半ぶりとなる社長交代が内定したことを発表しました。

□新社長 仮井康裕氏

次期社長に内定したのは仮井康裕専務です。6月の株主総会などを経て正式に決まる予定で、現在の椋田昌夫社長は会長に就く見込みです。広島電鉄のトップ交代は、約11年半ぶりです。

来年春、JR広島駅に乗り入れる駅前大橋ルートの開通や、バス会社8社による共同運営の構築など広島電鉄を取り巻く環境は大きく変化します。仮井氏は、「行政や他社と連携して広島の交通を持続可能にするため取り組んでいく」としています。

また、昨年度の決算は増収減益となりました。新型コロナの5類移行で人の移動が活発になったことや、サミットの影響で国内外からの観光客が増えたことなどで、運輸部門の売り上げが回復しました。

【2024年5月14日 放送】

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