遊覧ヘリが熊本で不時着 事故調査官が原因調査 岡山市の航空会社が運航

13日、熊本県阿蘇市で岡山市の航空会社が運航する遊覧ヘリが不時着し、乗客・乗員合わせて3人が大けがをしました。14日、国の運輸安全委員会の調査官が現地に入り事故の原因を調べました。

14日午後2時半ごろ、国の運輸安全委員会の調査官がヘリコプターが不時着した現場を訪れました。そして、機体の損傷の具合や飛び散った破片などを調べました。

不時着したのはレジャー施設を発着する遊覧ヘリコプターで、岡山市の航空会社「匠航空」が運航していました。

阿蘇広域消防本部などによると、13日正午ごろ、阿蘇・中岳上空などを飛行していたこのヘリコプターはエンジンが停止したため、山中の空き地に不時着したということです。

この事故で中国籍の乗客の男女2人と、男性パイロットが骨折などの大けがをしました。

国の調査官は現時点ではどういった不具合でヘリコプターが不時着したかは分かっていないとしています。

(匠航空/森岡匠 代表)
「ほかの地域の方々に関しても、不安を持たれた方も多いと思う。改めてお詫び申し上げます」

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