【小4息子に留守番】をお願いするも → 母が帰宅後「ど、どうして!?」部屋で『目を疑う光景』が!

子どもに何か伝える時に、詳しく細かく、きちんと目を見て伝えることを怠ると、とんでもない事態になってしまうかもしれません。
今回は筆者の友人Cさんから聞いた、親子共々やらかしてしまったお留守番エピソードをご紹介します。

お留守番を導入したCさん

Cさんは息子が小学校に上がると同時にパートで働き始めました。低学年の間は学童へ通わせていたのですが、4年生に上がるタイミングで学童をやめて、自宅でお留守番させることにしました。
最初はCさんも息子も初めてのお留守番に不安でドキドキしていましたが、キッチンを使わないことやインターフォンが鳴っても返事をしないことなど、お留守番の時のルールを決めることで無事に過ごしていました。

「好きにしてていいよ~」が招いた悲劇

ある平日の午後、Cさんの仕事中に息子から「ただいま〜」とメールが入りました。その日は息子は早帰りの日だと把握していたので、「おかえり」と軽く返信をしました。
数分後、「宿題終わった〜何してればいい〜?」と息子からメールが来たので、「好きにしてていいわよ」と返信しました。
そのメールから2時間後にCさんは帰宅しました。ドアを開けて中に入ると、玄関には小学生男子のものと思われる大量の靴がそこかしこに置かれていたのです!
(え?!)と驚きながらもリビングに行くと、そこにはCさんが見たこともない光景が広がっていたのでした……。

戸惑いつつも、息子へ説教

なんと、リビングにいたのは、息子のお友達と思しき男の子たちで、1人2人ではなく、8人もいたのです! そのうちの4人はリビングでテレビゲームをしていて、他の4人はダイニングでお菓子を食べていたり、キッチンに入って冷蔵庫を漁っていました。呆然としてしまったCさんでしたが、時間はもうすぐ夕方の6時になろうとしていたので、我に返って子どもたちに帰宅するよう促しました。
とにかく全員の名前を聞いて帰らせた後、息子に説教しました。しかし、「親が不在の時に家に友達を入れない」というルールがなかったこと、実際にキッチンを使ったのはCさんの息子ではないからルールを破ってはいないことなど、息子は言い訳を述べました。
確かにルール作りが甘かったなと反省したCさんは、頭ごなしに怒ったことを息子に謝って、その日のうちに新しいお留守番のルール作りをしたのでした。

確かに好きにしてていいと言ったのはCさんなので、責任はありますが、息子への伝え方の難しさを痛感したCさんでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり

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