扇風機を出すべき時期とは?使う前に必ずすべきお手入れも

扇風機を出すべき時期の目安

暑くなってくると、扇風機を出す家庭が増えますよね。扇風機を出すにあたり、これという温度の境目はないことがほとんどです。暑いと感じたら扇風機を出すという方法は、間違っていません。

目安となる温度は、室温が25度を超えたくらいです。25度は一般的にいう夏日に当たるので、半袖を着ていても暑さを感じる気温といえます。じっとしていても室内で暑さを感じ始めたら、扇風機を出しましょう。

扇風機を使う前に必ずすべきお手入れ

扇風機を使う前に必ずすべきこととは、以下のものがあります。

1.扇風機の掃除

扇風機の掃除は、扇風機を収納する前に行っている家庭が大半だと思います。だから使用する前は掃除しなくても大丈夫ではないかと思う人も多いですが、細かなチリなどが付着している可能性があるので掃除を行いましょう。掃除の手順は、以下の通りです。

  • 扇風機の下に新聞紙などを敷き、汚れが落ちても大丈夫なよう配慮する
  • 扇風機にかけてあるビニール袋を外す
  • カバーとプロペラを解体する
  • カバーとプロペラを水洗い(水拭き)
  • 洗剤が着いたスポンジで、カバーとプロペラを洗ってぬるま湯で洗剤を落とし、日陰干しで乾かす
  • 乾いたら布に柔軟剤をしみこませたもので、プロペれとカバーを拭いてコーティングする
  • プロペラとカバーを組み立てて設置する
  • 操作盤などに汚れがある場合は、雑巾などで拭いてきれいにする

扇風機に汚れが付着していると、その汚れを含む風を浴びることになります。扇風機はきれいな状態にしてから使用するようにしましょう。

2.電源コードやプラグ部分に異常がないかを確認する

電源コードとプラグは、通電する非常に重要な部分です。

  • 電源コードのビニールがむけていないか
  • 電源コードが不自然な形で曲がっていないか
  • プラグが変形していないか

電源コードとプラグの状態は、使用前に必ず確認しておきましょう。

3.故障していないか確認する

電源を入れて扇風機を称し、扇風機が故障していないかをたしかめましょう。できればすべての機能を試し、正常に運転できるかをたしかめるのがおすすめです。運転時、以下の点に注意してみてください。

  • 異音…カラカラなどの聞き覚えのない音がしていないか
  • 異臭…焦げ臭くないか

異音や異臭は、運転しなければわからない異変なので、試運転したときは要チェックです。

4.いつ購入したものかを確認する

扇風機の平均寿命は、8年ほどといわれています。平均寿命を超えて使用することはもちろん可能ですが、以下のようなことが起きやすくなります。

  • 使用時の電気代が高くなりやすい
  • 突然の故障

扇風機は経年劣化するので、使用頻度が高かったり収納時の状態が悪いと平均寿命を迎える前に壊れることもあります。いつ頃購入したものなのかを把握し、適切な頃合いを見て買い替えを検討しましょう。

まとめ

扇風機を使用する前にすべきことは、非常にたくさんあります。適切な方法で扇風機を使用し、夏を快適に過ごしましょう。

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