澤田アナ)
スタジオも私たちも紙になってしまいましたね。
藤原アナ)
紙芝居スタイルでお伝えします。今回お伝えするのは、青森県の教育現場が抱える課題、「教員不足」です。どれぐらい不足しているかというと…。
2023年8月時点で、小学校で66人、中学校で38人不足しています。
そこで、青森県が期待している人たちが「ペーパーティーチャー」です。
澤田アナ)
ペーパードライバーの教員免許版、ということですよね!?
藤原アナ)
そうです。ペーパーティーチャーとは、教員免許を持っているけれど、教職についていない人のことです。
県では2023年度から、ペーパーティーチャーを対象にした研修会を開催しています。2023年度は、のべ112人が参加し、18人が実際に教員の道に進みました。
澤田アナ)
ペーパーティーチャーが、教員不足の解消に貢献しているのですね。
藤原アナ)
そうです。2024年度の研修会も、5月から始まります。県内6つの会場で行われます。
八戸市では5月20日に、むつ市では5月23日に、弘前市・青森市・五所川原市でも6月に開催されます。
また県では、小学校の教員不足を解消するため、2025年度採用の公立小学校の教員採用試験から、受験対象者を広げています。
対象となるのは、幼稚園教諭の免許を持ち3年以上働いた経験のある人、中学校教諭の免許を持つ人で、最長3年間、臨時講師として働くことができます。
県では、いろいろな経験を持つ人が教員になることで、子どもたちにも良い影響を与えられることもあり、引き続き人材の掘り起こしに力を入れていきたいと話していました。
以上、教員不足と「ペーパーティーチャー」に関する話題でした。
澤田アナ)
「ペーパーティーチャー」だから、紙でお伝えしたのですね…。
藤原アナ)
そういうことです!