お金の話が出たら詐欺を疑って! 約4550万円の詐欺など被害相次ぐ

2024年1月下旬から3月までの間に奈良市に住む70代の男性が約4550万円をだましとられるなど詐欺被害が相次ぎました。

警察によりますと2024年1月下旬、70代の男性の自宅に警察官を名乗る人物から「捕まえた犯人が持っていた個人情報のリストにあなたの名前があり、口座情報も漏れています」と電話があったといいます。男性は「預金を別の口座に移す必要がある」と指示され、2つの口座を自分名義で開設し、それらの口座に4回にわたって約4550万円を振り込んだといいます。その後、男性は警察官を名乗る人物らと連絡が取れなくなり口座を確認したところ残高がなくなっていることが判明したということです。このほか、暗号資産取引の投資詐欺で奈良市に住む40代男性が約1660万円相当を、70代男性が1410万円相当をだましとられる被害も発生しています。警察は、お金の話や投資の話が出たら詐欺を疑うよう呼びかけています。

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