同僚だからこそ知る大谷翔平のチーム意識 「かなり上手」な英語でも貢献「助けてくれるんだ」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

米ポッドキャスト番組にミゲル・ロハス内野手が出演

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が陰で見せるチーム意識を同僚が明かした。ミゲル・ロハス内野手が米ポッドキャスト番組に出演。大谷の英語力を称えつつ、積極的にコミュニケーションを図り、チームに貢献しようとする姿勢を評価している。

同僚だからこそ知る大谷の一面だ。ロハスは米ポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演。司会者から「オオタニとはよく話すか? 彼はスペイン語が上手だと聞いたことがあるが」と問われると、「スペイン語では話していないけど、彼の英語はかなり上手だよ」と即答した。

続けて「彼はいつも投手のことや試合の状況、どんな球が来るかなどについて話しているんだ」と会話の内容を紹介。控え選手として試合途中から出場することが多いロハスは、大谷から投手の情報を得ているという。「彼は(打席から)戻ってきて『あのチェンジアップはエグかった』『あの速球はこっちのほうに曲がっていく』などと教えてくれるんだ」と明かす。

三振を喫してもそれを無駄にはしない。ロハスは「たとえ上手くいっていなくても、彼は打席でのフィードバックを与えてくれる。上位打線にいるから(相手の投球を)より理解できるように、助けてくれるんだよ」と証言する。投手の情報共有は野球界では一般的ではあるが、第2言語で伝えるとなると話は別。表に見えない場所でも、大谷は勝利に貢献するために奮闘しているようだ。

THE ANSWER編集部

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