岩手県内で今季初ツツガムシ病発生 自宅近くの畑で感染か 山に入ったり農作業をしたりするときは注意

岩手県は14日、県内で今年初めてツツガムシ病の発生を確認したと発表しました。

ツツガムシ病の発生が確認されたのは岩手町で、80代の女性が感染しました。自宅周辺の畑でツツガムシに刺されたと見られています。先月27日に発熱や発疹の症状がでましたが現在は回復しているということです。ツツガムシ病は田んぼや畑、河川敷などに生息するダニの一種「ツツガムシ」の幼虫に刺されて感染する病気で、人から人への感染はありません。県内では例年5月から6月にかけて感染の報告が増えることから、県は山に入ったり農作業をしたりするときには素肌をできるだけ露出せず、虫よけスプレーを使用するよう呼びかけています。

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