小野賢章 来場者の〝お悩み〟にマイペース回答 ネガティブになっても1日で「忘れます!」

笑顔の小野賢章

声優の小野賢章(34)が14日、映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」完成披露試写会に、声優の富田美憂(24)、柴山智隆監督(46)とともに登場した。

同作はスタジオコロリドの最新作となる青春・長編アニメ映画だ。主演の少年「八ツ瀬柊」役を小野、物語のカギを握る鬼の少女「ツムギ」役を富田が演じる。

同作について小野は「ずっと楽しかったです!」と笑顔で感想を明かすと「ロードムービーっていうのもあって色んな人に出会っていくので、共感できる人物がたくさんいるなって。どんな方が見ても共感してもらえるのでは」と個性的なキャラクターの数々に注目だと呼びかけた。

アフレコ現場では、制作陣から「作品の世界観をものすごく丁寧に説明してもらった」そうで「こんなに時間をかけて1本の映画をとることはあまりなかったですね」と振り返った。富田も「4、5時間(の収録)を3、4週間ほど…」と実際のスケジュールを説明し「キャラクターと向き合う時間が取れました」とうなずいた。

また、イベントでは来場者の「心に秘めた悩み事」に回答するシーンも。「会話で無言になってしまったらどうすれば良い?」と問われると「無言のまんまです」「いったんトイレに行くとかね」とマイペースな解決策を明かして会場の笑いを誘った。

さらに「気分がマイナスになったら?」という質問には「ぼくはもう忘れます!」とむじゃきに回答。富田から「それでも考えちゃうときないですか?」とツッコまれるも「ないんだよねー。もういいやってなっちゃう。最近はもっぱらゲームをしてます。好きなことをやって忘れますね」とのんびりと語り、監督と富田の口からは「うらやましい…」と本音が漏れていた。

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