人気少女漫画「ベルサイユのばら」の仏王妃マリー・アントワネットをイメージした販売価格1億1千万円のティアラの展示・販売会が16日、栃木市平柳町1丁目の宝石店「タグマダイヤモンド」で始まる。内覧会が14日に開かれ、報道関係者にお披露目された。
ティアラは漫画誕生50周年を記念し、作者の池田理代子(いけだりよこ)さんと神戸市の宝石店が制作した。中央にバラの花びらをイメージした約83カラットのガーネット、全体に大小17のパールと計約10カラットのダイヤモンドをあしらっている。サイズは縦11センチ、横16.2センチ、奥行き14センチで重さは282グラム。
全国3府県で同様のイベントが開かれているが、県内では初公開。「ベルサイユのばら」などを宝石で描いたジュエリー絵画約30点も展示する。田熊晴美(たぐまはるみ)社長は「制作者の思いを感じながら、多くのファンや宝石好きの方に楽しんでほしい」と話している。
18日まで。入場無料。午前10時~午後7時(最終日は6時)。17、18の両日は宝塚歌劇団OGのショーも行う。