生徒らに事故の危険性を肌で感じてもらおうと、島根県松江市の中学校でプロのスタントマンによる交通安全教室が開かれました。
「やばい遅刻する、急がないと、どいてどいて」
自転車が歩行者をはねる痛ましい事故の瞬間をプロのスタントマンらが実演します。
14日、松江市立第二中学校で開かれた自転車のマナーアップに関する交通安全教室。
生徒らに事故の危険性について考えてもらおうと、JA共済連島根や松江警察署などが主催しました。
激しいスタントのほかにも、マネキンを使った車が自転車をはねた際の衝撃や内輪差による事故なども再現されました。
生徒
「自転車は簡単に人をケガさせたり亡くなっちゃうので責任もって自転車運転したいなって思いました」
松江警察署交通総務課 板倉雅人 課長
「毎年数多くの自転車が関係する交通事故が起きております。自転車を利用される方はマナールールをしっかり守っていただいて交通事故がないように安全に利用していただきたいと思います」
また、松江警察署では、着用が低迷している自転車乗車時のヘルメットについても
命を守るために被ってほしいと呼び掛けています。