折れない心を育てる!元汚部屋住人が捨てる前にやってよかったこと3選

捨てるには、ある程度の知識も必要ですが、それよりもだいじなことは「心構え」です。今回は、元汚部屋住人のシンプリストで整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんが、「折れない心を身につけるために、捨てる前にやってよかったこと3つ」をご紹介いたします。

1.具体的な目標設定をする

仕事や勉強に置いても、目標があるのとないのとでは進捗度がまるで違います。物捨てにおいても同じことが言えるでしょう。

ただし、捨てることが目的にならないように、注意してください。あくまで主役は「人」です。自分や家族が幸せになるための目標設定をするのが第一です。その手段としてどんな風にしてものを減らせばよいのか考えてみると、物捨ての基準も明確となってきます。

目標設定をする際は「期間」もセットで設定してみましょう。もし1年がかりであれば月ごとの目標、週ごとの目標など、かみ砕いて目標設定をしてあげると対策しやすいですよ。

2.勘違い脳をつくる

ものを減らすときに必要となるのは、「技術」よりも「私ならやり遂げられる!」という自信です。そのためには、まずはインプットすることから始めてみるとよいでしょう。インプットすることで知識が身につき、「これなら私にでもできるかも」という自信が湧いてきます。

家事をしているときや移動中に片づけ関連の音声を片っ端から聞いてみたり、ブログや本をたくさん読んだり。片づけ上手な友だちに相談してもよいです。他人事で終わらせずに自分事に当てはめられる人こそが、整理上手になるためのポイントです。

3.宣言をする

人は宣言をすると約束を破りたくないがために、真剣に取り組むようになる傾向にあります。知り合い、SNS、特定のコミュニティ、誰にでもいいのでまずは宣言をしてみましょう。

そこまで大げさにしたくなければ、「マイノート」をつくって宣言してみるのもひとつの手です。

宣言することで心の内で思っているよりも強い意志を持てるようになり、途中で挫折しそうなときの心強い味方となってくれることもあります。

ものを減らす前の「心構え」がだいじ

ものを減らすときに、「減らし方がわからない」、「効率的に減らす方法は?」などと方法論が気になってしまいがちですが、技術は経験と比例して磨かれます。

それよりもだいじなのは、「心構え」です。ものを減らし続けていくとつまづくことも多く、「何のためにこんなことやっているんだろう」と思う瞬間が必ず訪れます。そんなときでも、明確な目標や強い意志があれば、必ずやり遂げられるはずです。

■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。

編集/サンキュ!編集部

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