30歳・年収520万円男性「マイナスの月もあった」S&P500で月3万円を2年間積み立てたら?

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は山形県に住む30歳男性の積立投資エピソードです。

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。 ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。 シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

30歳・年収520万円正社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は山形県に住む30歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人のみ

金融資産

年収:520万円 金融資産:現預金530万円、リスク資産94万円

リスク資産の内訳

・投資信託94万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載) ・SBI・V・S&P500インデックス・ファンド/NISA:2022年から継続中 2年前の2022年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。 投資額はNISAでSBI・V・S&P500インデックス・ファンドに「月3万円」で積み立てをしているとのこと。 運用実績については「元本約70万円→運用益込み90万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子。 「2022年の1月から6月の間は価格の上下があり、プラスマイナス1~5%の運用益が続いた。2023年になってからは価格はほぼ右肩上がりになったため、全体的にはプラス30%の運用益」が出ていると説明されています。

30歳・年収520万円正社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかったことは「銀行預金より圧倒的に年利が良い為、預金するよりも資産を増やすことに成功した点」と語っている投稿者男性。 売却のタイミングとしては「車や家の購入等、お金が掛かるライフイベントが発生する時」と回答していますが、売却予定は「今のところ考えていない。銀行預金よりも利率が良い為今後も継続する」とのこと。 いっぽうで「始めた当初(2022年)は価格の上下が続いたため、評価がマイナスの月もあり、資産表を見るのが辛かった」と悩んだこともあると振り返ります。 ご自身の経験を踏まえ、積立投資を始める人へのアドバイスとして「預金全額を投資することは絶対にしない。最低でも自分の月収3~4カ月分の現金は手元に残しておく。積立投資は長い期間保有する商品の為、チャートはできるだけ見ないようにする」とのことです。 なお新NISAについては「(非課税保有)限度額の上限が増えたため、投資額を現在より1万円程増やそうと思う」と語られていました。 ※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています ※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます ※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません ※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします (文:あるじゃん 編集部)

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