マンチェスター・ユナイテッドのラファエル・ヴァランは、契約満了に伴い、今シーズン限りでの退団となるようだ。同クラブの公式サイトが発表している。
2021年7月にレアル・マドリードから加入したヴァランは、マンチェスター・ユナイテッドで通算93試合に出場。2022－23シーズンにはカラバオカップ優勝に貢献した。
マンチェスター・ユナイテッドは、ヴァラン退団に際して「ユナイテッドの全員がラファ（ヴァランの愛称）の貢献に感謝し、彼の将来の幸運を祈っている」とクラブの公式サイトを通じて述べている。
現在ヴァランは、現地時間4月4日に行われたチェルシー戦に出場して以来、負傷離脱しており、今シーズン中の復帰は不透明となっている。そしてヴァランは同15日に開催される、今季ホーム最終戦のニューカッスル戦で、サポーターにお別れの挨拶をする予定だという。
またヴァランは自身の公式SNSにて、サポーターに感謝の意を伝えている。
「この特別なクラブでプレーし、あのユニフォームを着ることができて、この数年間はとても素晴らしいものだった。選手として初めてオールド・トラッフォードに来た時は、雰囲気が最高だったのを覚えている」
「私はクラブとサポーターに恋をした。それを理解するためには、マンチェスター・ユナイテッドでプレーする必要がある。ここは故郷であり、生涯を通して特別な場所になるだろう」
今シーズン苦しい戦いが続いたマンチェスター・ユナイテッドは、5月25日にFAカップ決勝が控えている。ヴァランは「厳しいシーズンだった」と今季を振り返り、マンチェスター・ユナイテッドのこれからの健闘を願っている。
「私は将来について非常に前向きに考えている。新しいオーナーは、明確な計画と素晴らしい戦略を持っている。今季最後のホームゲームで、お別れを言うつもりだ。私にとって間違いなく感動的な日になるだろう」
