子どもが多くの時間を過ごす保育園や幼稚園。楽しいはずの園内で、思わぬトラブルが発生することも!? 今回は私の友人A子から聞いた、保育園でのトラブル話を紹介します。
廊下のワックスがけ
A子の息子が通う保育園では、新年度に向けて廊下のワックスがけが行われたよう。廊下がいつにも増して、ピカピカつるつるでした。
今までワックスがけされた廊下を見たことがなく、つるつる滑る廊下に興奮気味のA子の息子。2歳児クラスでまだ上靴を履いておらず、靴下を履いて歩くだけで本当によく滑るため、楽しくなってしまったようです。
真似したお友だちが……
すると、A子の息子は一瞬の隙を見てA子とつないでいた手を振り払い、走ったりスキーをするかのように滑りだしてしまったのです。その様子を見ていたお友だちが案の定真似をしだしてしまい……。
そして、運悪く真似をしたお友だちがつるつるの廊下で滑ってしまい、思いっきり転倒。大きくしりもちをついてしまいました。
睨みつけられたA子
頭は打っておらず幸い大事には至らなかったのですが、お友だちの母親はA子のことを鋭く睨みつけてきたのです。確かに最初に廊下で遊びだした息子を阻止できなかったことに対してはA子自身も申し訳ないと思いました。しかし、全く面識のない母親に睨まれ、なんとも言えない複雑な気持ちになったA子。
遅い……注意喚起のメール
お友だちが大泣きしていたので、声を聞きつけた先生たちも廊下に出てきてくれました。その日中に「ワックスがけをしたばかりで滑りやすいため注意するように」と注意喚起のメールが配信されたそうです。
つるつる滑る廊下に子どものテンションが上がるのは仕方がありません。子どもが靴下を履いているだけの場合、とても滑りやすく転倒してしまう可能性も高くなるので、前もって子どもに言い聞かせたり、親や先生たちが注意したりしなければなりませんね。突然の怪我から守るためにも、我が子の手はしっかりと握っておくことも大切ですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:ichika.K