【スターダム】ハイスピード王者・上谷沙弥 飯田沙耶とのV1戦へ「ハイスピードフェニックスをお見逃しなく」

会見で初防衛戦への決意を示した上谷沙弥

女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・上谷沙弥(27)が、飯田沙耶(26)との初防衛戦(18日、横浜武道館)へ意気込んだ。

先月27日の横浜大会で同王座を初戴冠。王座戦を控えながら、体調不良により11日千葉、12日後楽園の2大会を欠場した上谷は14日の調印式で謝罪し「今はトレーニングも再開して、万全な状態で試合をするので安心してください」とファンに呼びかけた。

飯田とは同じ2019年デビューの同期で、新人王トーナメントは上谷が優勝。若手時代はフューチャー王座を争ったことがあるが、ハイスピードのベルトをかけて戦うのは初となる。上谷は「私たち2人だけにしかわからないたくさんの感情と物語がある。でも、こうやってハイスピードのベルトをかけて戦うとは予想していなかった。意味のあるものにしていきたいと思ってます」と語った。

ハイスピード王座戦線で戦うにあたり、得意技のフェニックススプラッシュを封印した。新たな道を歩み始めた王者は「これから私が新しい景色を見せていくので、ハイスピードフェニックスをお見逃しなく」と自信の笑みを浮かべた。

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