PC350万台が同時に作業するのに匹敵、甘粛省の中枢ノードの演算能力が最高に―中国

中国西北部の甘粛省慶陽市にある全国一体化計算力ネットワーク甘粛ハブノードのラック数が1万5000架を突破し、演算力の規模は7000Pに達しました。

200台以上の最新インテリジェントコンピューティングサーバーが14日に安定して稼働したことにより、中国西北部の甘粛省慶陽市にある全国一体化計算力ネットワーク甘粛ハブノードのラック数が1万5000架を突破し、演算力の規模は7000Pに達しました。これは350万台のPCが同時に作業する演算能力に匹敵し、クラスターの演算能力がさらに強化されました。この水準はAIスーパーアプリのモデルトレーニングと推論を支えることができ、自動運転、スマート医療、スマートデジタル設計・建造、音声認識などのアプリケーションシナリオが容易に制御できるようになりました。

全国一体化計算力ネットワーク国家ハブノードおよび「東数西算」プロジェクト(東部地域のデジタルデータを土地やエネルギー、特に再生可能エネルギーなど資源に余裕のある西部地域で演算処理する、国家レベルのプロジェクト。デジタルインフラの不均衡を改善し、データ要素の価値を最大限に発揮するのに役立つ)建設の要求に基づき、甘粛省ハブノードは高い信頼性と高いエネルギー効率を持つ低炭素のデータセンタークラスターを建設し、北京・天津・河北省、長江デルタ、粤港澳(グレーターベイエリア)などの地域の演算能力の需要を受けて、東・西部地域の演算能力の効率的な相互補完と協調・連動を促進します。計画によりますと、中国全国一体化計算力ネットワークの甘粛ハブノードには2025年までに2.5キロワット標準ラック30万架が新たに追加されます。(提供/CRI)

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