ブランスウェイトは残留でアマドゥ・オナナが移籍へ? 経営難エバートンの資金調達プラン

[写真:Getty Images]

エバートンはベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)を優先的に売りたいようだ。

経営難&勝ち点剥奪という苦難に負けず、プレミアリーグ残留を勝ち取ったエバートン。現在15位だが、勝ち点剥奪がなければ10位ブライトンと同じ「48」で11位と、”古豪”の体裁を保つポイントを稼いでいる。

昨夏以降進められてきた米国「777パートナーズ」へのクラブ売却交渉は決裂する見込みも、代わって地元リバプール出身の実業家、アンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏が買収レースに加わるとの見立てが。

両氏はかねてよりエバートンに出資。イギリス『テレグラフ』によると、実現した場合、両氏共同でクラブを所有する形となる可能性が高いとのことだ。

さて、エバートンは売却買収以前に経営が危機的状況であり、先週ショーン・ダイチ監督も「誰かを売る可能性が高い」と主力選手の売却による資金調達を示唆。来季も勝ち点剥奪を科される事態だけは避けたい。

若き人気銘柄として表題のオナナ、そしてイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)が挙げられるが、イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、優秀かつ需要が高いセンターバックのブランスウェイトはなるべく確保しておきたい模様。優先的に売るのはオナナだという。

よく伝えられる通り、オナナはバイエルンやトッテナムなどなどトップクラブから根強い人気のセントラルハーフ。ただ、非常に現実味のある移籍先として、カルヴァン・フィリップスの“返却”を決定したウェストハムを挙げることができるとのことだ。

クラブは、今季が終わればA・オナナに移籍の意志を問う予定とされ、ブランスウェイトについては「2025年夏の移籍を許可する」との口説き文句で残留を説得中だそうだ。

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