屋上で高校生を殴ったり蹴ったりしたあと、足で踏みつけ、火が付いたタバコを尻に押し付け熱傷を負わせた疑い…解体作業員の少年(16)と無職の少年(17)を逮捕

男子高校生を殴ったり蹴ったりしたうえ、火が付いたタバコを尻に押し付けけがをさせたとして14日、解体作業員の少年と無職の少年が出雲警察署に逮捕されました。

傷害の容疑で逮捕されたのは、いずれも島根県出雲市に住む解体作業員の少年(16)と、無職の少年(17)の2人です。

調べによりますと2人は共謀のうえ、2月24日午後7時40分頃から午後8時50分頃までの間、出雲市内の商業施設屋上で、解体作業員の少年が、市内に住む男子高校生の腹を殴り、背中を蹴る暴行を加え、無職の少年が、うつぶせ状態となった高校生の腰を足で踏みつけて押さえたところ、解体作業員の少年が、火が付いたタバコを尻に押し付け、全治2週間のやけどを負わせた疑いが持たれています。
タバコは、生身に直に押し付けられたということです。

事件の後、被害者の母親から「息子が知人らから暴力を受け、タバコの火を押し付けられたりしたと話している」という内容の相談が警察にあり、所要の捜査を行った結果、2人の犯行が明らかになったとして逮捕しました。

凶器の使用はなかったということです。

2人の認否について、警察は明らかにしていません。

事件の経緯や動機、共犯の有無などについて、出雲警察署が詳しく知らばています。

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