金子恵美氏 かつての政敵・小沢一郎氏の投稿に反論「迷走の方がよっぽど損害が大きかった」

元自民党議員の金子恵美氏

元衆院議員の金子恵美氏が14日、TOKYO MX「バラいろダンディ」に出演した。

番組では2019年に金融庁が老後に必要な貯蓄額として発表した「老後2000万円問題」が今後、円安と物価高で4000万円になると報じられたことを取り上げた。立憲民主党の小沢一郎衆院議員は事務所のX(旧ツイッター)で「『物価上昇でみんな幸せになる』とアベノミクスで暴走し続けて11年。未だ間違いを認めず、円安・物価高は更に加速。自民党政治を終わらせ、政策を変更しないと、取り返しがつかないことになる」と指摘した。

小沢氏の投稿に対して金子氏は「小沢さんがそう言ってるのであれば、私は(民主党政権時代の)3年間の暴走じゃなくて迷走の方がよっぽど国家に与えた損害が大きかったのに、こういう言い方をするのがまず引っ掛かりました」とかつての政敵に対して自説を主張。

一方で「物価高を超えるような賃上げになっていく、いわゆる好循環が起きてなくって。歯車がかみ合ってないのが問題だと思う。物価高を超えるような賃上げにしていく。今の政府がやろうとしていることだし、やっていかないといけないところだと思います」と私見を述べた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社