5月11日より本選が行われている関東学生テニストーナメント。慶大は3Rに出た8人と4組の内、6人と4組が4Rへ駒を進めるという快進撃を見せた。
2024年関東学生テニストーナメント 本選3日目
5月14日(火)@有明テニスの森
♢試合結果♢
男子シングルス ◯下村亮太郎(法4・慶應) 2{6−0、6−1}0 ●橋本光矢(亜細亜大)●眞田将吾(環1・四日市工業) 0{2−6、2−6}2 ◯丹下颯希(日大)◯有本響(総3・慶應) 2{6−2、6−3}0 ●水野煌矢(明治大)◯高木翼(総4・関西) 2{6−3、4−6、7−5}1 ●飯田翔(明治大)◯菅谷優作(法3・慶應) 2{7−6、7−5}0 ●安藤凱(法1・慶應)女子シングルス ◯西飛奈(環3・白鵬女子) 2{6−2、6−4}0 ●中川原凛(山梨学院大)◯中島玲亜(総3・岡山学芸館) 2{6−2、6−2}0 ●谷美七海(早大)男子ダブルス ◯脇坂留衣・眞田将吾(慶應) 2{6−0、6−4}0 ●藤野恵大・北牧慶一郎(駒澤大)◯有本響・菅谷優作(慶應) 2{6−3、6−3}0 ●遊川大和・本山知苑(早稲田大学)◯下村亮太郎・高木翼(慶應) 2{6−0、7−6}0 ●田嶋晴太朗・松本薫(法政大)女子ダブルス ◯大橋麗美華・中島玲亜(慶應) 2{6−3、6−4}0 ●五十嵐萌々・鈴木香蓮(専修大)
♢男子シングルス♢
◯下村亮太郎(法4・慶應) 2{6−0、6−1}0 ●橋本光矢(亜細亜大)
主将下村は第一セットは完封、第二セットも1ゲームのみとそのパワーで相手を押さえつけ、主将の矜持を見せつけた。
●眞田将吾(環1・四日市工業) 0{2−6、2−6}2 ◯丹下颯希(日大)
2年眞田は、序盤から相手にペースを掴まれ、なかなかゲームを奪うことができなかったが、ブロックボレーなどチャンスを活かす点数の取り方はできていた。これはこの後のダブルスでも見られた。
◯有本響(総3・慶應) 2{6−2、6−3}0 ●水野煌矢(明治大)
3年有本は序盤など相手選手にペースを掴まれかけるも自身のプレーをうすなわなかった。また途中、第一試合が終わって駆けつけた主将下村を見てその士気に火がついたようだ。
◯高木翼(総4・関西) 2{6−3、4−6、7−5}1 ●飯田翔(明治大)
今回高木は長時間の試合に悩まされることとなる。第一セットはなんなく奪えたものの、第二セットでは相手にペースを掴まれセットを奪われる。大三セットでは長時間の試合の疲労の中7ゲームを見事に勝ち取った。
◯菅谷優作(法3・慶應) 2{7−6、7−5}0 ●安藤凱(法1・慶應)
このオーダーでは1年と3年の慶大対決となった、お互いの手の内を知った勝負は2セットとも長時間の試合となり、お互いに点数を取れば方向を放つ気合いの見せ合いが続いたが、タイブレークを制したのは3年菅谷。先輩としての意地を見せつけた。
♢女子シングルス♢
◯西飛奈(環3・白鵬女子) 2{6−2、6−4}0 ●中川原凛(山梨学院大)
春の新進戦では途中敗退となった西だったが、今回は自身のフットワークを活かし、相手のネットボールを積極的に返したりと、得点に貪欲に食らいついた。その甲斐もあり、2セット連取で4Rまで駒を進めた。
◯中島玲亜() 2{6−2、6−2}0 ●谷美七海(早大)
ダブルスも控えていた中島だったが、疲れを見せることなく2セット連取でストレート勝ちをした。
♢男子ダブルス♢
◯脇坂留衣・眞田将吾(慶應) 2{6−0、6−4}0 ●藤野恵大・北牧慶一郎(駒澤大)
直前のシングルスの試合では敗退を喫した眞田は脇坂とのコンビでダブルスの試合に挑んだ。真田のブロックボレーが炸裂するなど、自信を持ったプレーで相手を圧倒し、第一セットは完封、第二セットも連携も取れた攻撃で6ゲームを先取し勝利した。
◯有本響・菅谷優作(慶應) 2{6−3、6−3}0 ●遊川大和・本山知苑(早稲田大学)
直前までシングルスでの試合を行なっていた有本・菅谷ペアだったがその疲れを微塵に感じさせないプレーで勝利した。相手の連続でのハイボレーをフットワークを活かして返すなどのファインプレーも見られた。
◯下村亮太郎・高木翼(慶應) 2{6−0、7−6}0 ●田嶋晴太朗・松本薫(法政大)
下村・高木の主将・副将ペアは第一セットを完封で奪うなど安定な試合を行なっているかに思えたが、第二セットでは一転。一進一退の白熱した試合展開となる。しかし、ここは慶大の首脳の意地を見せつけ、タイブレークを制して勝利した。
♢女子ダブルス♢
◯大橋麗美華・中島玲亜(慶應) 2{6−3、6−4}0 ●五十嵐萌々・鈴木香蓮(専修大)
序盤順調にセットを奪った大橋・中島ペアだったが、第二セットでは大橋に異変が。足を軽く引き摺るようにして試合を行なっていた大橋はリターンに食いつくことができないなどのハプニングがあったが、その穴を中島のフットワークで埋めた。息のあったコンビだからこそ助け合えた試合展開となった。
(取材:岡澤侑祐)