ブルース・スプリングスティーン、ライブでシェイン・マガウアンを追悼

ブルース・スプリングスティーン(74)がコンサートで友人だったシェイン・マガウアンに追悼の言葉を述べた。13日(日)、アイルランドのキルケニーにあるノーラン・パークでEストリート・バンドを率いコンサートを行ったブルース、セットリストの始めにザ・ポーグスの『ア・レイニー・ナイト・イン・ソーホー』を演奏し、同国を代表するアーティストに敬意を表した。

ザ・ポーグスのXには「僕らのボスへの素敵なトリビュートだ。ありがとうブルース」と綴られている。

昨年11月に数か月にわたる闘病生活を経て肺炎により65歳で帰らぬ人となったシェイン、ブルースは自身のワールドツアーのアイルランド公演の際に、入院していたシェインを訪問してもいた。シェインが亡くなった当時、ブルースはこう悲しみを綴っていた。「シェインは僕が常に大好きな書き手の一人だった」「彼の音楽と詞に対する情熱と深淵なる強さは、匹敵する者なし、最良のロックンロールの規範だ」「僕はシェインと彼の素晴らしい妻ヴィクトリアと一緒にダブリンで最後のひと時を過ごせて幸運だった。彼はとても調子が悪かったけど、その心と精神は美しくそこに存在していた」「彼の音楽は時代を超え永遠だ」「残りの僕らについてはわからないけど、シェインの曲は今から100年しても歌われていることだろう」

今回のソールドアウトコンサートは2万8000人が参加、ブルースは予定の2時間前にステージに現れ、『ディス・ハード・ランド』を演奏していた。

一方先日のサンフランシスコのチェイス・センターで開催されたコンサートでブルースは、観客席に「学校を休むの、署名してくれる?」というサインを掲げた女の子を見つけ、翌日の欠席届に快く署名していた。

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