水原一平被告の最新映像を米メディア報じる 白のシャツ姿で出廷、罪状認否で形式的に無罪主張へ

水原一平容疑者【写真:Getty Images】

罪状認否で形式的に無罪を主張

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の口座から金を盗み、不正送金した罪に問われている元通訳・水原一平被告が14日(日本時間15日)、罪状認否のため米ロサンゼルスの連邦地裁に出廷した。米メディア関係者が最新映像とともに伝えている。

米放送局「FOXニュース」のプロデューサーのアレクサンドリア・エルナンデス氏が同日、Xで「イッペイ・ミズハラがロサンゼルスの連邦地裁に到着。無罪を主張するものとみられる」と投稿。添付された動画では、白いシャツ姿の水原被告が手荷物検査に応じているとみられる姿も伝えられていた。

司法取引の合意書によれば、水原被告は大谷の銀行口座から約1650万ドル(約25億6300万円)を違法に送金した銀行詐欺罪のほかに、新たに虚偽の納税申告書で410万ドル(約6億4000万円)の所得を申告していなかった罪を認めている。

米メディアによると、この日行われる罪状認否で水原被告は形式的に無罪を主張する見込みだという。既に罪を認めて減刑を求める司法取引に合意しており、あくまで手続きが進む中での形式的な手続きだとされている。

THE ANSWER編集部

© 株式会社Creative2