プロの技を児童に直伝 栃木SCが下野で市民サッカー教室、5年ぶり開催

元気よくドリブルの練習をする子どもたち

 【下野】栃木SCの選手らが子どもたちにサッカーを指導する「栃木SC市民サッカー教室」が11日、市大松山運動公園陸上競技場で開かれ、市内の小学4~6年生約30人が参加した。

 同教室は市と栃木SCが結ぶ地域支援パートナーシップ事業の一環。コロナ禍などの影響で5年ぶりの開催となった。

 開会式では市サッカー協会の吉沢賢一(よしざわけんいち)会長が「栃木SCの選手から楽しみながらいろいろ学んでください」とあいさつ。子どもたちはウオーミングアップをした後、学年ごとに分かれ、選手らとドリブルやミニゲームなどを行い心地よい汗を流した。

 南河内小中学校6年坪山幸大(つぼやまこうた)さん(12)は「Jリーガーから上手なディフェンスの仕方を教えてもらいたい」と目を輝かせていた。

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