●避難、復旧支援が影響
●北陸信越運輸局
北陸信越運輸局がまとめた2月の宿泊旅行統計調査によると、石川県内の客室稼働率は宿泊施設タイプ別のビジネスホテルが83.2%となり、全国の都道府県別で最も高かった。全国トップは2カ月連続で、1月に引き続き、能登半島地震による2次避難者や復旧支援者の宿泊が稼働率を押し上げた。
調査では地震で被害が大きかった能登エリアの施設を除外した。
石川県内の宿泊者数は2019年同月比39.7%増の89万8630人で、コロナ前の人数を超えた。23年同月比は63.0%増だった。外国人宿泊者数は19年比39.5%増の9万4800人だった。
富山県の宿泊者数は19年同月と比べると5.0%増24万5100人で、2カ月連続でコロナ前の同月を上回った。外国人宿泊者数は40.0%減の1万1340人だった。