「リバプールに打撃」“出番減”の久保建英、アーセナルとトッテナムも獲得に本腰と現地報道!「ソシエダは震え始めている」

レアル・ソシエダの久保建英には、かねてより遠藤航が所属するリバプールからの関心が取り沙汰されている。

だが、日本代表MFを狙うプレミアリーグのビッグクラブは、ひとつではないようだ。

英メディア『football365』は5月14日、「トッテナムがサラーの後釜候補に“魅力的な”オファーを出し、リバプールに打撃」と題した記事を掲載。「スペインの報道によると、トッテナムがレアル・ソシエダのスター選手、久保建英の獲得にオファーをしたため、リバプールは打撃を受けた」と伝えた。

「エジプト代表選手のサウジプロリーグへの移籍と関連性が報じられるなか、久保はリバプールのモハメド・サラーの後釜候補として言及されている。先月、レッズが日本代表選手へのオファーを出す準備をしているとされた。しかしスペインの報道によると、スパーズは久保に照準を定め、来シーズンに向けて彼と契約することを“決意”しているとのことで、完敗したという」

記事は「トッテナムはスキルのあるMFを獲得するために、レアル・ソシエダに5000万ユーロという魅力的なオファーを出したと言われている。同選手には6000万ユーロの契約解除金が設定されているが、彼らはそれよりも低い金額で交渉するつもりだ」と続けた。

【動画】久保が不満を露わにしたゴール取り消し
さらに、スペインメディア『todofichajes.com』は同日、トッテナムのライバルであるアーセナルも、この22歳を狙っていると報じている。

「クボは、アーセナルの今夏の移籍市場での望ましい憧れの的となっている。ミケル・アルテタのような元選手が監督を務めるプレミアリーグのクラブは、レアル・ソシエダの最高のタレントの一人を加えたいと考えている」

そして、「シーズン最後のこの時期は例年よりも活動的ではなかったが、この日本人選手は間違いなくイマノル・アルグアシル監督にとってアンタッチャブルな存在であり、すでに次の移籍期間のことを考えると震え始めている」と報道。こう続けている。

「ガナーズは(ソシエダのMFマルティン・)スビメンディに興味を持っているが、そこに久保が加わり、5000万ユーロという金額でサン・セバスティアンを離れる可能性がある。彼は7ゴール・4アシストをマークしているが、彼の貢献は数字が示す以上のものだ。同選手はラ・レアルでのプレーに満足しているが、アーセナルからのコンタクトを考慮すると、彼にとってまたとない機会となるロンドン行きに同意する可能性がある。最初の接触はすでに行われているがが、具体的なものには何も達していない」

ここ2試合でベンチスタートとなり、移籍を疑う声もある久保。その裏側で、争奪戦が過熱しているのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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