現地時間5月14日に開催されたプレミアリーグ第34節(延期分)で、4連覇を目ざす2位のマンチェスター・シティが、チャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性を残す5位のトッテナムと敵地で対戦した。
この一戦の分だけ消化が少ない状態で、首位アーセナルと1ポイント差のシティは、この試合に勝てば、19日の最終節を前にトップに浮上できる。
序盤は出足のいいトッテナムにやや押し込まれて、6分にはベンタンクールにミドルシュートを浴びるも、GKエデルソンがセーブする。
16分にはビッグチャンス。ホイビェアのクリアミスをフォデンがダイレクトで狙うも、ゴール至近距離からのシュートはGKヴィカーリオに右手一本で阻まれる。
その後は一進一退の展開で、スコアレスで前半を終える。
後半立ち上がりの47分、敵ゴール前でのボール奪取から、デ・ブライネが際どいシュートを放つも、ヴィカーリオの好セーブに防がれる。
その2分後、ソン・フンミンがボックス内でクロスに合わせたシュートはエデルソンがブロックする。
ついに均衡を破ったのは51分、ボックス内右サイドでデ・ブライネが送り込んだ絶妙のクロスを主砲のハーランドが押し込み、先制点を奪う。
【画像】先制点を決めるハーランド
69分にはロメロと激突した守護神エデルソンとアキレス腱を踏まれて足を引きずっていたデ・ブライネを下げて、オルテガとドクと投入する。
71分には、そのオルテガがクルセフスキの至近距離からのシュートをストップする。86分にも、裏抜けしたソン・フンミンのシュートをオルテガがビッグセーブ。大ピンチを防ぐ。
後半アディショナルタイム1分、ドクが獲得したPKをハーランドが決めて勝負を決定付けた。
このまま2-0で勝利したシティが、アーセナルを抜いて首位に浮上。最終節のホームでのウェストハム戦に勝てば、4連覇が決まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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