山菜採りの50代男性が"親子クマ3頭"と遭遇! その距離わずか10メートル…驚きのあまり"大声"を出すと運よくクマが立ち去る…小樽市朝里川温泉

クマへの注意を呼び掛けている北海道警小樽署

小樽市で親子とみられるクマ3頭が目撃されました。小樽市でクマが目撃されたのは2024年で初めてです。クマが目撃されたのは、小樽市1丁目の林道です。5月11日午後5時40分ごろ、山菜採りをしていた50代の男性が親子とみられる3頭のクマを目撃しました。1頭は体長1.3メートルほどで、ほかに子グマとみられる2頭がいたということです。10メートル先の茂みにクマを見つけた男性が驚いて声を出すと、子グマが茂みの奥へ入っていき、それを追うように親グマも立ち去っていきました。通報を受けた警察などが現場近くを調べると、フキをかじった跡とクマのフンが見つかったということです。警察によりますと、これまでもクマとみられる目撃はありましたが、ほとんどが他の動物などとの見間違いで、実際にクマが目撃されたのは今シーズン初めてで、2023年10月29日以来、約4か月ぶりの目撃だということです。警察は注意を呼びかけています。

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