香川県、徳島県、ナイス、大倉工業/建築物への地域産材利用促進で5月20日協定締結

香川県と徳島県、ナイス、大倉工業の4者は「建築物木材利用促進協定」を締結する。両県産木材を使用した構造用製材と構造用集成材の安定的な供給でナイスと大倉工業が連携。建築物の地域産材の利用を促進するとともに地域産材の需要を拡大し、2050年カーボンニュートラル(CN)実現や地域の森林資源の循環利用、持続可能な森林経営につなげる。
池田豊人香川県知事と後藤田正純徳島県知事、津戸裕徳ナイス社長、神田進大倉工業社長が出席し、20日に高松市の香川県庁で協定書に署名する。協定名は「徳島県及び香川県産木材の利用促進に関する建築物木材利用促進協定」。有効期間は29年3月31日まで。
香川県は23年10月に県内初の建築物木材利用促進協定を香川県木材協会と締結した。その後も県産木材利用の取り組みが進むよう、条件が整った団体や民間事業者と協定を締結している。

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