「現実的にツネがなっても変わらないよ」城彰二、宮本新会長が就任したJFAの新体制に私見「大きな組織って...」

元日本代表FWの城彰二氏が5月14日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。宮本恒靖新会長が就任した日本サッカー協会(JFA)について語った。

3月24日付で第15代会長に就いた宮本氏には、日本代表や海外リーグなどでの豊富な経験や47歳という若さに、大きな期待が寄せられている。だが、城氏は「現実的にツネが新会長になっても変わらないよ」と話す。

「なぜかというと、大きな組織って、1人会長が代わったからといって全部変わらないし。その周りの取り巻きの人たちが、すごく重要なんだよね。そこは代わっていないんだよ。だから、支えている人たちも代わっていかないと、変わらない」

【動画】城彰二がJFAの新体制について語る
それでも、宮本氏が選ばれた点については、「大きな組織を変えるってなかなか難しいけど、思い切ってやったと思うよ」と評価した。

「まだまだ(時間が)かかるとは思うけど、何かを変えようという意図が出てきているのは確かだから、進歩はしているかなという気がする」

急激な改革は難しいが、確実に前に進んでいるというのが、城氏の見立てのようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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