事務職の採用のはずが面接官に「SE経験者ほしいんだよねー。じゃあ結構です。お帰りくださーい」と言われた女性

画像はイメージ

企業が求人情報を出すときは、職種を正確に書いてもらわなければ困る。愛知県の30代後半の女性(事務・管理/年収250万円)は「一般事務での求人」に応募した際、

「えー今回はSE経験者ほしいんだよねーHP作り直したくてー!!やったことないよね?じゃあ結構です。お帰りくださーい」

と、とんでもない対応をされたことを明かした。

「いやいや、求人票にそんな事一言も書いてなかったし」

もちろん「事前に履歴書をメール添付で送信」していた。「後日社長から面接日時の連絡がありました」と振り返る。つまり会社側は、女性がシステムエンジニア経験者ではないことくらい、すぐに知ることができたのだ。

しかし、「面接当日、面接開始時間15分前に会社に到着。受付で申し出ると対応をしてくれた社員が明らかに把握しておらず、表情も『?』状態」と、社内では面接の段取りがされていなかったようだ。

「なんとか応接室に通してくれましたが社長が大きな声で『あーもう来てるのー?』と言いながら廊下を歩いてくる音」

そもそも面接をやる気があるのかさえ怪しい雰囲気だ。案の定、ノックなしに応接室に入ってきた社長は、開口一番「履歴書!」と要求した。自己紹介もさせてもらえないまま手渡すと、内容をチラッと見るなり

「えー今回はSE経験者ほしいんだよねーHP作り直したくてー!!やったことないよね?じゃあ結構です。お帰りくださーい」

と前述の通り軽くあしらわれた。女性は心の中でツッコミが止まらない。

「いやいや、求人票にそんな事一言も書いてなかったし。書いてあればさすがに応募しないし、そもそも履歴書だって先に送ってますけど!?」

もっと怒ってもいいような場面だが、優しい性格のかたのようで「終始あり得ない面接にムカつき半分、あきれ半分でした」と書いていた。

© 株式会社グローバルウェイ