「彼を責めるのは難しい」まさかの批判を浴びた遠藤航を英メディアが擁護!「疲れ果てているように見えたが...」

5月13日に行なわれたプレミアリーグ第37節で、遠藤航が所属するリバプールはアストン・ビラと敵地で対戦。2点のリードを終盤に追いつかれ、3-3のドローに終わった。

開始2分にオウンゴールで先制したリバプールは、48分までに3-1とリードする。しかし、遠藤らを下げた76分の4枚替えが奏功せず、85分と88分に失点。勝利を手放してしまった。

遠藤が下がってから失点したにもかかわらず、一部のリバプールファンから交代までのパフォーマンスに批判の声があがるなか、もちろん擁護する意見もある。

【動画】遠藤の4人ぶち抜きのスルーパス

英メディア『THE BOOT ROOM』は「エンドウは長いシーズンを過ごした。アストン・ビラ戦で遠藤は疲れ果てているように見えたが、彼を責めるのは難しい」と主張している。

「エンドウは、ヨーロッパサッカー界で最も強力なチームの一つで、新しいリーグで長いシーズンをプレーし、全力を尽くしてきた。残念ながら、今シーズンのエネルギーをすべて使い切ってしまったようで、おそらく彼はいま、夏休みに入ってバッテリーを充電できる日を、指を折りながら数えているところだろう」

同メディアは、「全体として、リバプールの中盤の真ん中でエンドウのデビューシーズンは非常に成功した。来シーズンはそれほど重要な役割を果たさないかもしれないが、与えられた仕事は果たしたと知って安心できるだろう。全力を尽くし、その過程で多くの人が間違っていると証明したのだ」と続けている。

加入当初は懐疑的な目で見られながら奮闘してきた日本代表キャプテンを労った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社