レーティング:トッテナム 0-2 マンチェスター・シティ【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

プレミアリーグ第34節延期分、トッテナムvsマンチェスター・シティが14日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのシティが0-2で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

トッテナム採点

(C)CWS Brains,LTD.


GK
13 ヴィカーリオ 6.5
2失点共に責任なし。3本のビッグセーブで勝ち点への望みを繋ぐ見事な活躍だった

DF
23 ペドロ・ポロ 5.5
痛恨のPK献上となったが、それ以外の場面では攻守両面で奮闘した

17 ロメロ 6.0
ドラグシンをサポートしながらほとんどの時間帯でハーランドやフォーデンに仕事をさせず。攻撃面でも良いアクセントを付けた

6 ドラグシン 6.0
大一番でスタメン抜擢。持ち味の守備では対人、カバーリングのいずれも安定。課題のビルドアップの部分でも堅実にプレーした

37 ファン・デ・フェン 5.5
スパーズで初の左サイドバックでの先発起用。守備は対面のベルナルド・シウバのポジショニングもあり無難に対応。ただ、攻撃では立ち位置や連携の部分でなかなか効果的にプレーできなかった

MF
22 ブレナン・ジョンソン 5.5
ソン・フンミンへ2度の決定機を演出したが、全体を通してはアカンジやグヴァルディオルにうまく対応された

5 ホイビュア 5.0
自陣で2度の危険なボールロスト。それ以外では正確な対角フィードや粘りの良い守備もあった

(→スキップ -)

10 マディソン 5.5
決定的な仕事には至らなかったが、コンディションの向上と共にらしいチャンスメークも見せた

(→ムーア -)
次代を担う16歳のビッグタレントがデビュー

30 ベンタンクール 6.0
前半の決定機は逃したが、躍動感あるプレーで攻守に奮闘。出来を考えれば、交代時の激高した振る舞いも許容すべきものだった

(→クルゼフスキ 5.5)
相手守備陣に脅威を与えたが、得意の相手に決め切れなかった

7 ソン・フンミン 5.0
後半終盤のビッグチャンスは決めたかった。良い絡みもあったが、ウォーカーにうまく封じられた

FW
29 サール 6.0
ゼロトップ起用。足元での収め、賢いオフ・ザ・ボールの動きに加えて守備でも奮闘。難しい役割を見事に果たした

(→ロ・チェルソ -)

監督
ポステコグルー 5.5
戦前の言葉通り、あくまで勝ちに行く姿勢を示した。ベンタンクールの交代を除き用兵、采配も冴えていた

マンチェスター・シティ採点

(C)CWS Brains,LTD.


GK
31 エデルソン 6.5
前後半に2度の好守を披露。ロメロとの交錯後にプレー続行願うも無念の交代。激高したベンチでの振る舞いも致し方なし

(→オルテガ 7.0)
緊急出動でソン・フンミンとの一対一を防ぐなど3度のビッグセーブ。守備面では勝利の立役者に

DF
2 ウォーカー 6.5
前半は果敢にハイラインの背後を突いて攻撃の起点に。リード後はソリッドな対応で相手攻撃陣を封じ切った

3 ルベン・ディアス 5.5
不用意なボールロストや集中力の欠如など個人としてはいまひとつな出来に

25 アカンジ 5.5
オルテガに救われる後半終盤の痛恨ボールロストがあったが、それ以外はジョンソンの突破を好守で阻むなど安定したプレーを見せた

24 グヴァルディオル 6.5
2戦連発は逃したが、本職の守備で再三の好守を披露。マイボール時も的確なドライブで局面を変えた

MF
20 ベルナルド・シウバ 6.5
先制点の起点に。普段に比べてビルドアップへの貢献を意識しながら守備ではしっかりとハードワークした

16 ロドリ 6.0
中盤制圧には至らなかったが、激しいプレッシャーの中でも水準以上のプレーを見せた。守備でも緩みを見せず

17 デ・ブライネ 6.5
セスク超えのプレミア単独2位の通算112アシスト。相手のソリッドな守備に対して、うまくアクセントを付けた

(→ドク 6.5)
値千金のPK奪取。左サイドで質的優位をもたらしてゴールにも迫った

8 コバチッチ 6.0
守備や切り替えの部分ではしっかりと仕事。攻撃面ではなかなか効果的なパスやランニングを出せなかった

47 フォーデン 6.5
前半の決定機は逃したが、2ゴールの起点に。徹底された切り替えや安定したボールキープなどさすがの存在感だった

FW
9 ハーランド 6.5
相手守備陣に抑え込まれながらも結果的に2ゴール。さすがの決定力でチームにとっての鬼門でリーグ初ゴールと初勝利に貢献した

(→アルバレス -)

監督
グアルディオラ 6.5
予想通り、鬼門初攻略へ苦しい戦いを強いられたが、ハーフタイムの修正と的確な選手交代で前人未踏の4連覇へ王手

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
オルテガ(マンチェスター・シティ)
2ゴールのハーランドやグヴァルディオルの活躍も光ったが、痺れる展開の途中出場で3つのビッグセーブでクリーンシートに貢献した世界最高峰のセカンドGKをMOTMに選出。

トッテナム 0-2 マンチェスター・シティ
【マンチェスター・シティ】
ハーランド(後6)
ハーランド(後46)【PK】

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