バスはもちろんシーバス、海外の怪魚まで、さまざまな魚とのゲームが楽しめるフリースタイルベイトリールの『スコーピオンMD』に、待ちに待った“200”サイズが登場。何がどうスケールアップしているのか? 詳細を見てみよう!
●文:ルアマガプラス編集部
スコーピオンMD200(シマノ)
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 24 スコーピオン MD 201XG(左)
【スペック】
まずはラインキャパシティの増加から。既存の150サイズは16lbラインが100m巻けるのに対し、新たな200サイズでは20lbが100mというハイラインキャパシティを実現。
これまで以上に太いラインを使って濃いカバーへアプローチしたり、ストラクチャーへタイトに攻めたり、より大型の魚とのガチンコ勝負にも挑めるようになった。パワーファイトに対応すべく、最大ドラグ力も5.5~6.0kgとスペックアップしている。
また、ラインキャパシティの増加に伴いスプール径35mm/幅23mmへと大型化。「ラインの量が増える」「スプールが大型化する」では重量増加となり、ショートキャストに重要な初速の立ち上がりが鈍りそうなものだが、MGLスプールⅢを搭載することで問題はなし。
低慣性化により軽い力でキャストしても初速が鋭く立ち上がり、近距離でも遠距離でも、軽いルアーでも重いルアーでも幅広く対応してバーサタイルなゲームを展開できる。
ブレーキはキャストの伸びに定評があるSVS∞(インフィニティ)をチョイス。調整幅の広い外部ダイヤルでおおまかなシチュエーションに合わせ、内部ダイヤルでさらに細かい調整を施すことで、ユーザーの好みに合わせた無段階調整が可能なブレーキシステムへと進化している。
ギア比はスピーディなゲームに対応できるHG(ハイギア)とXG(エクストラハイギア)の2種類。しかも自重はたったの215gなので、1日中投げ倒してもアングラーへの負担もかなり軽減されるはずだ。
国内はもちろん、海外でも多種多様なゲームフィッシングに挑戦したいアングラーならば、この“200”サイズはあって然るべきだ。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 24 スコーピオン MD 201XG(左)
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