ライアン・フィリップとケイト・ベッキンセール、新作スリラー映画に主演へ

ライアン・フィリップとケイト・ベッキンセールが、『ザ・ペイシェント』の主演を務める。監督のムクンダ・マイケル・デュウィルが脚本を手がけ、ケリー・グレイソンとデヴィッド・ケイドも出演する同スリラー映画は、今年初めにアラバマで行われた撮影で主要なシーンを終えているという。

同作品は、インターナショナル・フィルム・トラスト社によりカンヌ映画祭に出品されていた。

バーナム・ピクチャー・カンパニーのプロデューサー、ロバート・オグデン・バーナムは声明でこう語っている。「『 ザ・ペイシェント』は、ライアンとムクンダとタッグを組む3度目の作品ですが、前2作と同様、素晴らしい出来上がりになりました。ムクンダの素晴らしい脚本がそれを物語っており、そこにケイトが加わることで、さらに素晴らしい作品となっています」

また、ベナロヤ・ピクチャーズCEOのマイケル・ベナロヤは、「ひねりの効いたスリラー展開と素晴らしいキャストを迎えた『ザ・ペイシェント』は、まさに我々が常に注目しているタイプの作品です」「ライアンとケイトは、世界中の配給会社の共感を呼ぶ素晴らしい俳優です」とコメントしている。

一方、最近、宗教に傾倒しているというライアンは、「平和」を見つけ出したという。映画『プレデター:ザ・プレイ』を振り返り、「面白いことに、この映画を撮影した時、僕はちょっと暗い境地にいて、撮影後すぐに心の奥底に入り込むスピリチュアルの旅に出たんだ」「聖書や様々な宗教書を読むようになって、スピリチュアリティという概念に惹かれるようになった」「人生のある時期、ある年齢に達すると、喜びや満足感をもたらしてくれるものは成功やお金だと思っていたのに、そうではなかったと知る」と語り、自身や家族に与えられた経験などに感謝しつつも、「神との理解や関係を持ちたくて、切望していた」とフォックス・ニュース・デジタルに明かしていた。

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