『鬼滅の刃』アニオリ&“黒幕感”声優起用で話題 OPに不穏な表現も「杏寿郎としのぶが対比に」

『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』第一話場面写真(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』(フジテレビ系/毎週日曜23時15分)第一話が5月12日に放送。1時間スペシャル放送の第一話はアニメオリジナルシーンや豪華声優の起用などファンの期待を超える内容で、「やりたい放題させて貰うって気概を感じるな」「速水さんボイスのカラスとかイケボ過ぎ」など大きな反響を呼んでいる。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)

■風&蛇の呼吸で魅了 冒頭7分超のアニオリ

第一話「鬼舞辻無惨を倒すために」(※)は、風柱・不死川実弥と蛇柱・伊黒小芭内が共に任務にあたるアニメオリジナルシーンからスタート。戦闘ではそれぞれが呼吸を披露し、無限城も登場。「アニオリで無限城の新規作画や蛇の呼吸と風の呼吸を使った戦闘を披露するとか壱話目からやりすぎでしょ」「伊黒さんの蛇の呼吸と不死川さんの風の呼吸、作画カッコ良すぎるだろ…」など喜ぶ視聴者が相次いでいる。

このほか、戦闘の後で柱合会議を控える蟲柱・胡蝶しのぶと栗花落カナヲのやりとり、柱稽古開始後に産屋敷耀哉があまねに感謝の気持ちを伝えるシーンもアニメオリジナル。「ヤバい新規アニオリのしのぶさんマジで美しい尊い」「御館様もあまね様も良い人すぎてさぁ…」と話題を呼んでいる。

■ポンコツ炭治郎&蜜璃 波乱の柱合会議

柱合会議では、産屋敷あまねが能力覚醒の鍵を握る“痣”の情報を共有。最初の痣発現者である炭治郎が感覚的な説明しかできないため、刀鍛冶の里編で痣が発現した甘露寺蜜璃が発現条件を聞かれることに。しかし「ぐあああ~ってきました!」「心臓とかがばくんばくんして 耳もキーンてして」「メキメキメキィッて!!」と、炭治郎と同様に全く要領を得ない表現で皆をあ然とさせた。

会議の緊張感を壊すほほえましいシーンに、SNSでは「蜜璃ちゃんの語彙力がない伝え方とその後の困る反応好き過ぎるwww 伊黒さんのやっちゃったな感w」「蜜璃ちゃんの感覚的な説明に対する冨岡さんの表情がツボ」といったコメントが投稿されている。

■「黒幕感が半端ない」速水奨が演じる鎹鴉

終盤では、自身も鬼になりながら、鬼を人間に戻す研究を続ける珠世の居場所を突き止めた耀哉の使いの鎹鴉が登場。流暢に話す鎹鴉の声を速水奨が演じていることが明らかになった。

鎹鴉が貫禄のある声で珠世に協力を仰ぐシーンでは、「カラスの声に速水さんは、もう鬼を倒せるレベルで草」「速水さんがカラスの声を演じてるせいか黒幕感が半端ないんだけどw」「アニオリの無限城とか空気の読めてない冨岡さんとか色々あったのに、イケボな声のカラスが全部持っていったような気がする」などの声が相次いだ。

■今後の展開を示唆? OPに気になる表現も

オープニングテーマとエンディングテーマは本編終了後に続けて放送された。初披露されたオープニング映像の中には気になる構図でしのぶが座敷の縁側を歩くシーンがあり、「煉獄杏寿郎と胡蝶しのぶが対比になってるのやばすぎる。これは、そういう意味?」と、今後の展開示唆を指摘する声もあがっている。

※「辻」の正式表記は一点しんにょう

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