松山英樹はマスターズ以来の実戦「先週できなかったのは誤算」 背中の痛みは回復傾向

練習中には笑顔も見せた(撮影:GettyImages)

<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇14日◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609ヤード・パー71>

先週の大会で「マスターズ」以来、約1カ月ぶりとなる実戦の場を踏むはずだったが、背中痛のため大会直前に棄権した松山英樹。今週は練習日からコースに姿を見せ、メジャー2戦目に備えている。

月曜日には9ホールのみを回り、ショットは打たずにグリーン周りをチェック。火曜日は朝から荒天が予想されたため、練習ラウンドの時間を後ろ倒し。午後3時前にコース入りし、練習を開始。その後コースに出て10年ぶりのバルハラを確認した。

その練習ラウンドではバックナインを回り、ティショットを打ち直すなど何度もフルショットも見せた。「振れましたね。きょうは」と、痛みはまだ残るとするが、状態は回復傾向。ラフからもフルスイングをするなど無事に本戦を迎えられそうだ。

近年はメジャー大会の前週も試合に出て最終調整をしてメジャーを迎えるパターンが多い。「先週できなかったのは誤算」と、少しの不安はありながらも最終の仕上げに入っていく。

「いい状態で初日のティを迎えれたらいいなと思います」と、残り1日でさらに万全の状態まで回復させ、メジャー2勝目へと向かいたい。

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